恋愛観

女にモテる会話とモテない会話の決定的な違い

僕は、最近失恋してしまった。

失恋した女の子にはめちゃくちゃ惚れていたから、
正直かなり凹んでいる。

失恋のほろ苦い足跡

彼女が大学4年生のころから交際がはじまり、現在24歳のOL。
僕とはひとまわり(12歳)年齢が下の、イマドキの女の子だ。

それは2年半前のこと。
彼女と最初に会った時の一部始終を未だによく覚えている。
四谷のうらぶれた居酒屋にて、
合コンで出会ったのが馴れ初めだ。

彼女のことは最初のパッと見で惚れた。
若い女性特有の、弾けるようなキラキラ感がほとばしっていた。
聞けば有名な雑誌で読者モデルもやっているという。

さらにスレンダーな体に似合わない巨乳の持ち主。
何なんだ、この完璧感。

読モ美人女子大生

そんなキラキラ女子を目の前にして、
僕は気圧されながらも、
この人オッサンだなーって断罪されないようにと、
一生懸命話した。

・・・ハッキリ言って、僕なんかより恋愛偏差値は圧倒的に上の相手だ。

何も起こりそうもない合コンだなーって、
ちょっと焦燥感に駆られていた。
そんな中、ある会話を起点に空気の流れが変わった。

それは彼女が就職活動を終えたばかりで、
いくつか獲得した内定先の中から入社する会社を決めた話をしたときのこと。

彼女は国内最大手の保険会社に入社するという。

それに対して、僕は下心からではなく、
本心からだったのだが、
彼女のその選択に深く理解を示し、
とても賢明な選択である」と最大級の賛辞を送った。

会話の節々で、
ついつい大きなボディアクションが自然と交わってしまうくらいに。
自分で言うのも変だが、かなり真剣味があった。

すると彼女は僕の言葉に、
泣きたいくらい嬉しい!」と顔を紅潮させて言った。
とても感激して興奮しているようだった。

「え、なぜ?」と思ったが、入社先を決めたのはいいものの、
どうやら彼女自身どこかまだ煮え切っていない部分があったようだ。

聞けば彼女のまわりは読者モデル仲間が多く、
「そんな地味な仕事じゃなくて、もっと華やかな就職先を選びなよ」
的な意見が大半だったのだ。

そんな時に、僕のようなしっかりとした(!?)社会経験のある大人から温かく肯定され、
背中を押されたことが、彼女の確固たる自信となり嬉しかったようだ。

この話題が、彼女の僕への評価を決定づけたと思っている。
だから、恋愛偏差値上において、
はるかに格上にいる彼女と交際できることに至ったのだ。

「人生のキーワード」と「旬のキーワード」の大きな大きな違い

人生のキーワード」ってヤツがある。
人それぞれに違うものを胸に抱えている。

もし相手の「人生のキーワード」に運よくたどり着くことができて、
その話題で盛り上がることができたなら、相手は確実に深くあなたに心を開く。

つまり、最大級の好意をあなたに抱くことは間違いない。

上述の彼女と僕は、
彼女にとっての「人生のキーワード」によって、彼女の心の扉を開けたのである。

恋人の会話風景

もう一方で、「旬のキーワード」というものがある。
たとえば、映画の話題や時事ネタ、好きなタレントの話などがその類。
万人に無難な話題だ。大体の人が簡単に話に乗っかってくる。

しかし、これらの話題でとても楽しく盛り上げることができたとしても、
相手の心に深く入り込むことは難しい。

なぜなら、
ほかの誰かでも「旬のキーワード」を話して盛り上がることは可能だから。

それなら女友達と話していたほうが、楽しいと思われるかも知れない。

それにこのような話題で、
会話を交わした人特有の哲学を刷り込んで、
相手の心の琴線に触れるのはなかなか至難の業だ。

ところがたいていの男は、この旬のキーワードで話したがる。
すると一定のレベルで会話が盛り上がるので、手応えを感じてしまう。
だがそういう勘違いを起こしているから、
女性との距離がなかなか縮まらない
のだ。

人生のキーワード」・・・
この意味をわかるためには、
自分自身が妥協することなく
人生を全うする生き方をするほかにない。

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